e-Matrix - MacOSX meets Windows!? -
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<MacOSX meets Windows!?>
rdesktopが久しぶりに更新され、今回の更新ではVistaのリモートデスクトップに対応した他、 SeamlessRDPとの連携により、 リモートのWindowsの画面全体を1つのウィンドウに表示するのではなく、ウィンドウ1つずつを表示する事が可能になりました。 WindowsのテーマをOSX風にすれば、WindowsアプリケーションもOSXの画面上に自然に溶け込み、利用する事ができます。 このような環境を構築する手順を以下に示します。 まず、リモートデスクトップで接続したいサーバー側(Windows機)にSeamlessRDPShellを適当な所(例えば "C:\seamlessrdp")に解凍します。 次にrdesktop1.5以上を用意します。 それにはAppleの提供するX11などのX-server環境と、 これまたAppleの提供するXCode、X11SDKなどの開発環境を用いて自前でソースコードからコンパイルする必要があります。 コンパイルとインストールが済んだら、ターミナルなどから以下のように入力します。
rdesktop -As "C:\seamlessrdp\seamlessrdpshell.exe notepad" <host>
こうすると見慣れたリモートデスクトップのログイン画面が現れ、 ユーザー名とパスワードを入力すれば「メモ帳」のウィンドウが表示されると思います。 上記のコマンドを、さらに以下のようにして標準入力からパスワードを渡すと、より一層スムーズに表示されると思います。
rdesktop -u <ユーザー名> -p - -As "C:\seamlessrdp\seamlessrdpshell.exe notepad" <host>
注意点としては、筆者の試したところによると['07.02.23 現在]、 まず該当ユーザーが既にログインしている状態であるとうまくいかないようです。 リモート操作に用いるユーザーは、ログアウトするなりしてログインしている状態ではなくしておいてください。 もう一つは、まだWindows Vistaでの挙動がどうも少しおかしい感じがします。 上のVistaでのスクリーンショットは、Vista側のコマンドプロンプトから "C:\seamlessrdp\seamlessrdpshell.exe notepad"のようにしてから撮影したものです。 このようにして、実際にはリモートデスクトップで遠隔操作を行っているだけなのですが、 ちょうど今この記事を読んでしまったアナタのように、席の近くを行き来する同僚をビックリさせてみてはいかがですか? |
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